カーラッピングを自分でやる方法を解説!DIYのデメリット・注意点も
愛車を自分好みにカスタマイズしたいと考えたことはありませんか?カーラッピングは、車の塗装を変えることなく、色やデザインを自在に変えられる方法です。DIYで挑戦することで、コストを抑えながら達成感を得られる楽しさも魅力です。ただし、成功させるには手順や注意点を正しく理解しておく必要があります。本記事では、DIYカーラッピングの方法や準備、さらにデメリットや注意点について詳しく解説します。
■DIYカーラッピングの難易度
カーラッピングをDIYで行うことは思ったよりも楽しいプロジェクトです。確かに少しコツがいりますが、慣れれば自分だけのデザインを楽しむことができます。以下のポイントを押さえながら、自分のスキルや準備状況に合わせてスタートしてみましょう!
■技術が求められる
カーラッピングは、ただ平らな面にフィルムを貼るだけではありません。車のボディには曲面やエッジ部分が多く、これらにフィルムを綺麗に貼るには技術と経験が必要です。初心者の場合、気泡やシワが入りやすいので、何度も練習を重ねることが成功への近道です。
■施工スペースと環境の準備
カーラッピングをDIYで行うには、適切な施工スペースを確保することが重要です。特に、屋外で行う場合は、風やホコリを避けるために屋根がある環境が理想的です。室内で作業する場合は、十分な照明と清潔な作業台を用意すると、スムーズに進められます。
■初期投資
DIYカーラッピングには専用の道具が必要です。スキージー、ヒートガン、クリーナーなどを揃えるための初期投資が発生します。また、高品質なラッピングフィルムを選ぶことで、施工がスムーズになり、仕上がりのクオリティも向上します。こうした準備を惜しまないことが、成功のポイントです。
■初心者向けの練習箇所
初心者が最初に施工する箇所としては、ボンネットをおすすめします。ボンネットは平坦な面積が多く、曲面や複雑な形状が少ないため、施工の感覚を掴みやすい部分です。まずはここで練習し、作業の流れや道具の使い方に慣れることが大切です。
カーラッピングを自分でやる方法
以下は、DIYカーラッピングを成功させるための具体的な手順です。
■準備するもの
DIYを始める前に、以下の道具を用意してください。
高品質なラッピングフィルム:耐久性があり、施工しやすいフィルムを選びましょう。
●スキージー:フィルムを密着させ、気泡を取り除くために使います。
●ヒートガン:フィルムを柔らかくし、曲面に貼り付けやすくします。
●カッターナイフ:余分なフィルムを切り取るための必須アイテム。
●クリーナー:車体表面の汚れをしっかりと落とす専用の洗浄剤。
●マスキングテープ:施工しない部分を保護します。
■フィルムメーカーによる特性の違い
カーラッピングフィルムはメーカーごとに特徴が異なります。たとえば、初期粘着が強く、施工後にフィルム縮みやすく、浮いてきてしまうものもあります。弊社で主に施工しているのは、3M(スリーエム社)のラップフィルム2080シリーズにはエア抜き機能がついており、気泡が入りにくく位置合わせが簡単なため、初心者でも扱いやすいフィルムとして高い評価を受けています。数年たってからの剥離後の糊残りも少ない理由で、LAPPSでは主に3Mラップフィルム2080シーズを使用しています。3M社以外のフィルムもカラーバリエーションが豊富にあるので、フィルムの特性をよく調べてから施工することをお勧めします。
■方法・手順
1.車体の清掃 施工する部分を徹底的に洗浄し、汚れや油分を取り除きます。これにより、フィルムの密着性が向上します。
2.フィルムの仮置き 施工箇所にフィルムを仮置きして位置を確認し、必要に応じてサイズを調整します。
3.フィルムの貼り付け スキージーを使い、中央から外側へ向けて空気を押し出しながら貼り付けます。曲面部分ではヒートガンを使い、フィルムを柔らかくしながら密着させます。
4.余分なフィルムのカット カッターナイフやナイフレステープ※を使用して、不要な部分を丁寧に切り取ります。傷つけないよう慎重に作業を行いましょう。
5.仕上げと確認 施工箇所全体を確認し、気泡やシワがないかをチェックします。
※ナイフレステープとは?
ナイフレステープは、カーラッピング施工時にカッターナイフを使わずにフィルムをカットするための特殊なテープです。このテープを使用することで、車体に傷をつけるリスクを軽減しながら、曲線や複雑なラインのカットも容易に行えます。特に、初心者にとって安心して作業を進められるアイテムとして人気があります。プロの施工者も多く利用しており、仕上がりの精度を高めるために欠かせないツールの一つです。
↓施工の仕方について、弊社のYOUTUBEチャンネルでもご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
DIYカーラッピングのデメリット・注意点
DIYには挑戦する楽しさがありますが、いくつかのデメリットや注意点も押さえておきましょう。
■仕上がりのクオリティに差が出る
プロの施工と比べて、仕上がりにムラが出やすい点がデメリットです。特に、曲面やエッジ部分は失敗しやすい箇所です。
■フィルムの浪費
カーラッピングDIYが初めての場合、フィルムが破れたり、貼り直しが必要になる場合があります。安心して使用できるカーラッピングフィルムの1メートルの価格は約1万円~2万円です。これにより、材料コストが増加する可能性があります。
■車体への影響
施工に失敗してフィルムを無理に剥がすと、車の塗装を傷つけるリスクがあります。フィルムの剥離方法を学んでから慎重に作業を進める必要があります。
■LAPPSでは、DIYする人を応援しています!
LAPPSでは、フィルム販売だけでなく、施工に必要な備品の販売も行っています。一般の方向けオンラインショップ「LAPPSselect」では、スキージーやナイフレステープなどがセットになったDIYセットも販売中です。DIY初心者の方でも気軽に始められるよう、必要な道具を揃えることができます。
さらに、2025年1月26日には、「DIYで楽しむ!LAPPSカーラッピング体験講習会」を開催予定です。この講習会では、実際にフィルムを使用してラッピングを体験することができ、初心者向けの技術を学べます。詳細は以下リンクをご覧ください。好評であれば、定期的な初心者向け一般講習会の実施も検討しています!
※こちらの講習会は定員に達した為、応募を締め切りました。(2025年1月21日時点)
カーラッピングに興味がある方へ
DIYカーラッピングは、自分だけのオリジナルデザインを楽しめる方法ですが、成功させるには技術や知識が求められます。より確実な仕上がりを求める方は、プロのサービスを検討するのもおすすめです。
LAPPSでは、カーラッピングのプロフェッショナルな施工サービスだけでなく、初心者向けの技術トレーニングや高品質なフィルムの提供も行っています。詳しくはLAPPS公式サイトをご覧ください。
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