カーラッピングの貼り方について

カーラッピングの貼り方の基本

カーラッピングの貼り方

カーラッピングの貼り方

カーラッピングの貼り方は、貼る人によってまちまちです。
それは、見よう見まねで貼っているうちに出来るようになった、という方が貼っているケースが多いからです。

とは言え、日本でカーラッピングの貼り方を教えているところはわずかしかなく、そこが正しく教えているのかどうかは誰にもわからないというのが現状だからです。

なので、誰が正解で誰が間違っているということは明確にわからないわけです。

1人で貼っている人もいますが、フルラッピングになると数名で貼ることが多いのですが、それぞれ個人個人の施工スタッフの寄せ集めになることが多いです。

その場合には、貼り方が人によりまちまちになり、なおかつ力量が違うので1台の車に様々な貼り方が乱立することになります。

基本的には、同じ貼り方をするように誰かが指導した上で貼らないと右のドアは、巻き込みが多いけれど左のドアは巻き込みが殆ど無いなどチグハグな施工になってしまいます。

中には、そんなことはどうでも良いと思っている施工者もいます。

実際には、品質のムラであり常に同じ品質で納車できないとカーラッピングに対する一般的な評価も下がってしまいます。

カーラッピングを行う上で何が大切かを考える必要があります。

カーラッピングの貼り方の心得

フイルムは、基本的に伸びますのでまずは、なるべく伸ばさずに貼るように心がけてください。
無理に伸ばして貼ったものは、必ず縮みます。

フイルムは伸びるので、伸ばして貼ることに生きがいを感じている方もおります。

こうすると縮むことが少ないいう方法もありますが、それは絶対的な方法ではありません。

プライマー(工業用ノリ)を使用して施工をしている方は良いのですが、弊社、LAPPSのようにプライマーを使用しない会社では車を使っている間、剥がれないように貼ることを心がけています。
(最終的には、糊残りがぜずに剥がすことができます)

外気の温度が20度前後で一定の温度を保った環境が好ましいです。

しかし、個人で貼る場合はなかなかそうもいきませんので冬場は日中の比較的太陽がでている時に行うことをおすすめします。

夏場は、日陰など涼しいところでないとフイルムが伸びてしまいますので注意を。

費用はかかりますが、上手く貼るにはフイルムはなるべくケチらずに手で位置合わせが出来るように寸法に余裕を持って行うことが大切です。

貼る前には、どのように貼るのかが頭のなかでイメージできているか確認し、その通りに貼れているかをチェックしてください。

完成図が頭のなかでイメージできていないと、行き当たりばったりの施工になってしまいます。

カーラッピングの貼り方

いろいろな、貼り方のノウハウを学んだとしても何度も繰り返し練習しないと上手く貼ることはできません。

カーラッピングの貼り方の基礎

カーラッピングの貼り方の基礎

ただ、見よう見まねで貼るよりは、上手く貼ることができる方に教えてもらったほうが上達は早いですね。

どのような貼り方をしているのか、YouTubeなどを参考にするのも良いかと思います。

プロを目指すのであれば、ラッピング施工講習会などに参加するのも良いかと思います。

凹凸のあるところは必ずしも、1枚のフイルムで貼るのが良いとは限りません。

まずは、剥がれないように貼ることがいちばん大切ですので、凹凸のある部分は、分割して貼ることをおすすめします。

ボディーに傷がつかないようになるべくカッターは使わないで「ナイフレステープ」を使ってカットするようにします。

ナイフレステープの糸の出し方がわからないという方は下記を御覧ください。

ご覧いただくと、誰でも簡単に糸出しが出来るようになっています。

ご購入頂いても上手く糸が出せないために諦めてしまう方がいるとお聞きして急所簡単な動画を作らせていただきました。

ただ、ボディーにカッターが当たらない場合には、カッターを上手く利用してください。

実は、カッターの使い方というのもカーラッピングをする上で非常に重要なポイントになります。

ボンネットのカドなども、ほんの少し手を加えるだけでシワにならない貼り方ができます。

カーラッピングの貼り方は、絶対これが良いということは一概にいえないと思います。

なので、自分で「貼り方を編み出すんだ!」という気概を持って挑戦していただければと思います。

LAPPSは、カーラッピング施工の貼り方を確立してはいますが、もっと良い方法があるのではないかと試行錯誤しています。

>>カーラッピング講習会はこちら<<